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サマースクール 2022.08.04
作品処理と素焼き~陶芸作品ができるまで その1

サマースクールの陶芸レッスンを楽しんでいただけましたか?
みなさんが作った陶芸作品は、
作者がわかるように、作品の裏に「名前・釉薬の色・渡し場所」を彫ります。

同時に疵や粘土屑が付着していないかチェック。
そしてゆっくり乾燥させます。
数日間乾かしたら、窯入れ前に乾燥具合をチェック。
少し乾燥が進んでいないものは、お天道様の下で乾燥を後押し。

十分に乾いたら、窯入れ前にもういちど作品をチェック。
こまかな「バリ」を発見! 専用道具でていねいに取り除いてなめらかにします。

作品の裏の、名前等を彫ったところをやすりで擦って平らにして、

乾いた土屑を刷毛で落として、

窯に入れます。

このように、たくさんの作品をひとつひとつ丁寧に大切に扱います。
「素焼き」は作品同士を重ねて焼くことができます。
釉薬をかける「本焼き」ではできません。

どんどん積み上げます。

おや? 一番上。
「ツク」と呼ばれる、棚板を支えるものが林立しています。
これはいったい?

ここには、受験科学生が塑像実習で作った「マスク」が入っています。
おおっ

受験科塑像実習の様子はこちらのブログで☞https://www.a-pao.com/17998/
窯詰め後は低温で2時間炙り、素焼きスタート。
温度を800℃まで上げます。きれいに焼けますように!
次は窯出しと釉薬掛けの様子をレポートしますね、お楽しみに。





                                                                    
                                                                    
                                                                    
                                                                    
                                                                    



