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プレプチプチクラスキッズクラス・ジュニアクラス会員さんへのお知らせ 2022.10.20

「ゆめパのじかん」~おすすめの映画

こどものパパママ、教育関係者、自治体関係者にオススメの映画が今やってます。
「ゆめパのじかん」重江良樹監督作のドキュメンタリー。

川崎市にある「こども夢パーク」は誰もが無料で使える場所。

約1万㎡の広大な敷地にウォータースライダーや焚き火場まであるプレーパーク、音楽スタジオ、創作スペース、ゴロゴロ過ごせる部屋のほか、不登校児のための「フリースペースえん」も併設されている。 

どろんこ池で泥だらけの子、アリをずっと観察してる子、高い木に登る子、柱みたいな太い木材からスズメのバードカービングを作る子、棒を振り回してる子、滑り台から三輪車で降りられるか確かめるために三輪車を落としてみる子、高いところからアイキャンフライで飛び降りる子、ゴロゴロする子などみんな好きな時に好きなことをしてるので、みんな顔が輝いている。

「けがと弁当は自分持ち」がルール。

怪我してもそれは自分のせい。次は怪我しないよいうに工夫する。大人は基本的に見守るだけ。口も手も出さない。

でも困った時にはいつでも相談にのってくれる。

年に一度のお祭り「こども夢横丁」ではこどもたちが自分たちで作った店を出す。

仕入も制作も会計も店を建てるのもこどもたちのグループでやる。

木材を使って戦後のバラックみたいな店を何日もかかって建てる。

最後にきちんと会計計算して、出店税を払う。そして集まった税収を何に使うかも自分たちで話し去って決める。

木工ボランティアのじいちゃんの言葉

「ここにくる子たちは感性が豊か。豊かすぎるから学校に行けなくなっちゃう。」


学校が悪いわけではないけど、学校と家庭以外にいてもいい場所は絶対に必要だと思う。

そこでゴロゴロしたり、おしゃべりしたり、何かに夢中になったりして、エネルギーを充電できるところ。

こういう「場」が全国にあるといいと思う。

国連の「こどもの権利条約」に日本が批准した後、川崎市は全国でも最初に「川崎市こどもの権利に関する条例」を作り、こどもの権利を大事にしている町。
ちなみに全国1,718ある自治体の中で、こどもの権利に関する条例を制定している自治体はなんとたったの61自治体!
わが町、広島にはもちろんないどころか中国地方はゼロ・・。そりゃ少子化とまらんわ・・。

広島は横川シネマで10/27までです。

劇場には小学生含めた家族連れで来られてる方もいましたよ。ぜひ。

まずは予告編だけでもどうぞ。http://yumepa-no-jikan.com/#modal

横川シネマ http://yokogawacinema.com/

 

浅原