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アトリエぱおとはBlog

イラスト:リンゴ

イラスト:絵具と人物

中高生クラス・おとなクラス 2006.07.19

かまだしました~

もう夏休み目前だというのに、まだ梅雨は明けてないんでしょうか…?
毎日降ったり止んだりすっきりしませんね。小雨
間近な夏休みに浮かれる子どもたちに羨望の眼差しの、おとなクラス担当そぶえです。

昨日夕方、先週絵付けと釉がけに来ていただきました皆様の陶芸作品窯出しいたしてまいりました!ひらめき

毎度のことながら、窯の扉を開ける瞬間は楽しみです。
「わーいわーい」とひとりで(心の中で)盛り上がりながら重い扉を開きます。「じゃ~ん」と(心の中で)合いの手を入れます。楽しいでするんるんるんるん

kama1.JPGkama3.JPGこんな感じ!今回も窯いっぱいに作品が詰まっております。

このときの窯の温度102℃…!どんっ(衝撃)
この季節、できることなら近づきたくないし、触りたくない温度です。
あっという間に毛穴が全開、汗が吹き出ます。あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)(冬ならもうちょっと高くても平気ですが)

なので、しばしさめるまで窯の中を上から下まで覗き込み
「おぉ~、あんなふうに釉薬掛けたものがあんなふうに!」
「あ~、この色かっこいい~!」と、鑑賞します。
kama2.JPGこの奥に見えるのは、釉がけ中、皆の期待の的だったMさんの壺!
渋いですね~。
こんな風に、皆様の作品を一番に見させていただいております。

そして、いよいよ窯出し。
厚めの手袋をはめてせっせと作品を運び出します。冷たい空気に触れて(といっても30℃、暑いですけどね)作品表面に貫入(ガラス質の釉薬に入るひび。ひびといっても悪いものではありません)が入る、ぴんっという音が部屋中に鳴り響きます。

kama4.JPG全部、出し終わりました。今回のできばえはど~ですかっ?

陶芸作品は、こんなふうにしたいと、いろいろ考えてみても、最後は窯に任せる部分も少なくありません。焼きあがって、窯のふたを開けてみるまでどうなっているかわからない、というところが難しいところであり、それゆえに楽しいところでもあります。
そんな楽しいところを独り占め!毎回、幸せな窯出しです。ぴかぴか(新しい)わーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)

作品のできばえは、教室で!お楽しみに黒ハート